過去にグレーゾーン金利というものが存在していた時代にクレジットカードを利用していた方のほとんどは、法定金利を上回る過払い金を支払ってしまっている可能性があります。法整備がされていなかった頃、大手の銀行や信販会社を含む業界全体が、このグレーゾーン金利を不当に享受していたことがありました。現在では法改正が施行され、当時支払っていた過払い金は請求することが可能です。しかし、面倒な手続きが伴うことから弁護士に依頼することが多く、昨今では過払い金請求のサポートを受け付けている弁護士事務所のコマーシャルがいくつも流されています。
大半の弁護士事務所では着手金無料とアナウンスされており、そのからくりが気になるところです。その大きな理由のひとつが、法に基づいてほぼ確実に請求が成立するところにあります。ポイントとなるのが明細書の存在で依頼人が保存していればベストですが、紛失や破棄をしていた場合でも銀行や信販会社へ情報公開請求をすることが可能です。証明できる物さえ揃っていれば速やかに返還を受けられると言うからくりであることから、弁護士事務所としてもその後に成果報酬を得られるため、まずは気軽に相談するきっかけを作ることも含めて着手金無料でサービスを提供しているケースが多い傾向にあります。
からくりさえ知っておけば過払い金は確実に返還請求することが可能で、専門的な業務を行っている弁護士事務所に相談するのがおすすめです。